変わらないもの
元日はのんびりとお家で過ごしました。
お天気も良く、窓越しに暖かな日差しが降り注いで、穏やかな新年の始まりとなりました。
昨日の続きの今日ですが、新年のスタートはやはり空気が違いますね。
昨年、思うようにいかなかったことも
好転したこともありますが、
少しずつ道は開けると信じて、今年も目の前のことに誠実に謙虚に向き合っていきます。
年末、子どもがつけっ放しにしていたテレビを何の気なしに見ると
ちょうど曹洞宗の尼僧様のインタビューが流れていて、時代が変わっても人の悩みは同じと茶筒を例えにお話をされていました。
丸い茶筒も切り口で形が変わる。
横に切れば円形。
斜めに切れば楕円形。
縦に切れば矩形。
切り口は人それぞれ。
自分の切り口が間違いないと主張して、相手を訂正させようと争いが起こる。
この短い貧しい一生で全体は見られず、
切り口しか見ることができないという謙虚さと
切り口の違いも必要があって生まれたということを心に留めなければいけない。
そんなお話でした。
ほんとうにその通りですね。
すべてがそれに尽きるような気がします。
謙虚さと寛容さをもって今年一年心穏やかに過ごせますように。
みなさんにとって幸多き一年となりますように。
今年もよろしくお願いいたします。