押して開く
我が家はマンション住まいなのですが、同じマンションに挨拶がとっても気持ちのいい方がいらっしゃいます。
エントランスで通りすがりにご挨拶をするだけで、立ち話すらしたこともありません。
時々お会いするのですが、いつも笑顔で爽やかに挨拶をしてくださいます。
毎日、誰かと顔を合わせて何度もする挨拶ですが、そんな中でもとびきり印象的な方です。
たとえ雨が降っていようが、夜だろうが、雲ひとつない青空が広がっているように晴れやかな気分になります。
一方、挨拶をしても素知らぬ顔をされる方もいらっしゃるもので、
何度か続くとこちらも声をかけにくくなり、会釈程度になってなんだかもやもや…。
笑顔の素敵な挨拶の君は、相手が挨拶を返してくれてもくれなくても関係なく、きっと誰にでも同じように挨拶をされていると思います。
いい意味で相手がどうであろうと関係ない、そんな風に見受けられます。
小学生の頃、学校の先生に
挨拶には押して開くと言う意味があると教えてもらいました。
相手の心を押して開くんですね(^ ^)
あらためてちょっと調べてみると、
もとは禅宗のお坊さんの間で使われていた
「一挨一拶」という悟りの程度を試す問答が語源のようです。
挨拶は修行ですね。
まだまだだな、私(^_^;)